LF. 理論カリキュラム100 / 第9部 自己運用と統合
096
事故調査
非難なき究明を自分に適用する
命題
「調査の目的は再発防止であり、責任追及ではない」という航空の哲学を、自分の失敗に適用する。
論理展開1 / 5
民間航空の事故調査原則(ICAO第13附属書): 責任追及を優先すると関係者は情報を隠し、原因が特定できず、同じ事故が繰り返される。

だから罰することより知ることを優先する。

論理展開2 / 5
自分への適用手順: 事実の時系列を感情を挟まず記録する → 寄与要因を列挙する(人格を要因欄に書くことを禁止)→ 人格に見える要因を構造へ翻訳する(疲労時に判断した、基準が事前になかった、記録がなく検出が遅れた)→ 対策を強度階層(047)の上から選ぶ。
論理展開3 / 5
「悪いのは自分の人格ではなく、系統図のどこかの設計である」と捉える者だけが、原因にアクセスできる。

自己否定に沈む人間は記憶を封印し、同じ失敗を繰り返す。

論理展開4 / 5
調査の本命は未遂 — 落ちかけたが偶然助かった事象。

重大事故1件の背後には29の軽微な事故と300の異常がある(ハインリッヒの法則)。

未遂は損害ゼロで手に入る事故データである。

論理展開5 / 5
失敗は、敗因パターンと壁の言語に還元されたものだけが再発を防ぐ。

測れる原因に還元できない失敗論は、反省文であって設計ではない。

接続
守りすぎるという失敗
LF.
第9部 自己運用と統合
096 事故調査
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