LF. 理論カリキュラム100 / 第9部 自己運用と統合
092
判断してよい状態
命題
寝不足の判断は、飲酒の判断である。判断内容の規則に加え、「判断してよい状態」の規則を持つ。
論理展開
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17時間の連続覚醒は、血中アルコール濃度0.05%相当(多くの国で運転が規制される水準)の認知機能低下に相当する(Nature 1997)。
論理展開
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社会は飲酒運転を厳しく禁じる一方、寝不足での重要判断は野放しである。
部品の信頼性という観点では同じ現象。
論理展開
3 / 5
よって重要判断(大きな契約・撤退・採用・高額購入)は、睡眠不足の夜・強い感情の直後・締切圧力の只中では、翌日以降へ送る。
論理展開
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これは意志の弱さへの譲歩ではなく、部品を定格の範囲内で運転するという標準的な運用規則である。
論理展開
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実装: 決める仕事を月初・早朝の高品質な時間に集約し、日中には判断を残さない。
体力と睡眠は精神論ではなく、事業の可用性を決める固定資産の保守費である。
接続
意志そのものを設計から外す
次講
093 意志に頼らない設計
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第9部 自己運用と統合
092 判断してよい状態