LF. 理論カリキュラム100 / 第7部 注意→信頼→販売
074
三段の地図
注意→信頼→販売
毎日投稿しているのに、積み上がるのは売上ではなく消耗だけ。

この症状の原因は、投稿の量でも質でもない。

1枚の投稿に、何人分の仕事を負わせているかにある。

命題
注意はピエロが取り、信頼は哲学が積み、販売は導線が担う。段を飛ばした瞬間、それは売り込みになる。
前提講 005, 072
1 / 5
注意だけで売れば、怪しい。

信頼だけで売らなければ、届かない。

販売だけを磨けば、誰も来ない。

三つの失敗は別々の病気に見えて、実は同じ一枚の地図の欠けから生じている。

自分がどの段を欠いているかで、症状が変わるだけである。

2 / 5
三段は分業であると同時に順序であり、順序は飛ばせない(005の適用)。

注意が信頼の入口を作り、信頼が販売の前提を作る。

逆流はない。

信頼のない相手への販売は、どれだけ丁寧でも売り込みと呼ばれる。

3 / 5
毎日の投稿ノルマに追われる消耗は、三段を一枚の投稿で全部やろうとするから起きる。

気づきで注意を取り、実績で信頼を積み、リンクで売る。

一枚に三役を詰めた投稿は、三役すべてが中途半端になり、量でそれを補おうとして人が壊れる。

4 / 5
自分の発信・施策が、今この地図のどこに位置するのかを常に言えるようにする。

位置が言えれば、投稿ごとに測るべき数字も変わる。

注意の投稿は到達数、信頼の投稿は保存と再訪、販売の案内は成約率。

地図は、計器の割り当て表でもある。

5 / 5
注意を取る顔(ピエロ)と信用を積む顔(哲学者)は同一人格の中で両立させる。

片方だけだと「うるさい人」か「正しいが届かない人」になる。

二つの顔は矛盾ではなく、三段の地図の中の配役である。

事例
架空の例だが、毎日3投稿を1年続けても月商が変わらない発信者がいたとする。

全投稿が「気づき+実績+商品リンク」の三役を負っていた。

三段に分業し、注意用の短い投稿から売り込みを消し、信頼は週1本の長文に集約し、販売は月1回の案内に絞ったところ、投稿数は半分になったのに個別の相談が増えた。

仕事を分けたことで、どの段が弱いかが初めて数字で見えるようになったからである。

分業は手抜きではなく、計測可能性の獲得である。

よくある誤解
三段の地図を「販売を遅らせろ」と読むのは誤りである。

段を踏んだ相手には、販売は堂々と行ってよい。

禁じられているのは順序の飛び越しであって、売る行為そのものではない。

まとめ
注意→信頼→販売は分業であり順序である。

一枚の投稿に三役を負わせないことが、消耗の出口になる。

宿題
直近10本の投稿を注意・信頼・販売に仕分け、どの段が空席になっているかを特定する。
次講
中段を担う戦略PR
LF.
第7部 注意→信頼→販売
074 三段の地図
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