この症状の原因は、投稿の量でも質でもない。
1枚の投稿に、何人分の仕事を負わせているかにある。
信頼だけで売らなければ、届かない。
販売だけを磨けば、誰も来ない。
三つの失敗は別々の病気に見えて、実は同じ一枚の地図の欠けから生じている。
自分がどの段を欠いているかで、症状が変わるだけである。
注意が信頼の入口を作り、信頼が販売の前提を作る。
逆流はない。
信頼のない相手への販売は、どれだけ丁寧でも売り込みと呼ばれる。
気づきで注意を取り、実績で信頼を積み、リンクで売る。
一枚に三役を詰めた投稿は、三役すべてが中途半端になり、量でそれを補おうとして人が壊れる。
位置が言えれば、投稿ごとに測るべき数字も変わる。
注意の投稿は到達数、信頼の投稿は保存と再訪、販売の案内は成約率。
地図は、計器の割り当て表でもある。
片方だけだと「うるさい人」か「正しいが届かない人」になる。
二つの顔は矛盾ではなく、三段の地図の中の配役である。
全投稿が「気づき+実績+商品リンク」の三役を負っていた。
三段に分業し、注意用の短い投稿から売り込みを消し、信頼は週1本の長文に集約し、販売は月1回の案内に絞ったところ、投稿数は半分になったのに個別の相談が増えた。
仕事を分けたことで、どの段が弱いかが初めて数字で見えるようになったからである。
分業は手抜きではなく、計測可能性の獲得である。
段を踏んだ相手には、販売は堂々と行ってよい。
禁じられているのは順序の飛び越しであって、売る行為そのものではない。
一枚の投稿に三役を負わせないことが、消耗の出口になる。
