LF. 理論カリキュラム100 / 第5部 落ちても墜ちない
060
検証されない予備は存在しない
命題
予備系の存在と、予備系の作動は、別の事実である。
論理展開1 / 5
2020年10月1日、東証の売買システムで共有ディスク装置が故障。

装置は二重化されていたが、切替設定の不備で自動切替が作動せず、日本の株式市場は史上初の終日全銘柄停止に至った。

論理展開2 / 5
正しい問いは「バックアップはあるか」ではなく「切替を最後に実際に試したのはいつか」。
論理展開3 / 5
事業への写像: 代替収入の候補は、小さくてよいから一度実際に売れて初めて存在が確認される。

いざというとき頼れると思っている支援は、小さな依頼を一度通して初めて経路になる。

論理展開4 / 5
検証済みの系統を実線、未検証を点線で描き分けた系統図だけが、設計図の名に値する。
論理展開5 / 5
第5部の結論: 落ちる前提で設計し、独立性で冗長を買い、検証で裏を取る。

これが「落ちても墜ちない」経営である。

接続
第6部へ。最大の単一障害点「自分」を系から外していく。
LF.
第5部 落ちても墜ちない
060 検証されない予備は存在しない
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